私は当時のセカンドライフと現在のtsuに共通して、その将来性を期待しています。ですから、様々なtsuでの疑問を私個人が検証し、その結果をこのBlogで紹介しています。
その検証は、不完全であることが多いのは事実です。ですから私見と考えて下さい。
セカンドライフには、企業誘致を考えた場合に大きな欠点がありました。
第8話。イベントはそのままSIMの負荷テストになった。
2007年3月下旬に、あるSIMオーナーさんからメッセージが届きました。
「私のSIMで、お花見の会場を作りました。よかったら宝島の皆さんで遊びに来てください。また、何かイベントが出来るのならば、自由に使ってください。」といった内容でした。
この頃になると、セカンドライフ・マガジンの投稿を通し、知り合った皆さんに色々と教わりながら、まがいなりにも私は、オブジェクトにスクリプトを組み込める位に成長していました。
そこで、「Sit Ballにダンスのスクリプトを組み込んで、大人数の同期ダンスが出来そうだ。」と考えました。私の世代は皆が知っている、金融会社の昔のCMみたいなことをやってみたかったのです。
4x4の正方形の枡を作り16個のSit Ballを並べ、それぞれアバターに座ってもらい私のスタートに合わせ、全員が完全同期で踊ります。これは壮観でした。
演技時間は、15分から20分位だったと思います。その間、宝島のグループチャット以外の日本人グループのチャットでも話題になり、瞬く間にSIMの最大許容人数50人へ達してしまいました。イベントを見たい、参加したい、なのにSIMにすら入れない人がとても多かった。
SIMの最大許容人数50人とは、同時にSIMで活動できる人数です。イベントの無いときのSIMは閑散としていて、人気店やSIM中心部に数人が集まる程度です。
これをそのままWebページのアクセスに換算すると、企業としてのPRには不向きサービスであったと、やがて皆気がつきます。これがセカンドライフ最大の欠点でした。メディアが取り上げてくれないと、企業活動としての実績はゼロです。この時点で、その事に気づいていた人は数人でした。
私はその点に気がついた時点で、何が出来るのか?どこまで出来るのか?それを検証してみることがテーマの一つになります。それは私が、今tsuで行っていることと大きな違いはありません。
この点tsuは、すぐれています。同時アクセスに制限はありませんし、1日のPVは個人でやっている私ですら1500を超える日もあります。まったく別のサービスなので、全て一概に言えないことではあります。
セカンドライフのもう一つの弱点、それはグラフィックやPC処理スピードに高機能を求められる点です。同じイベントを見ていても、それぞれのPC環境で見え方は異なります。詳細な部分、クリエーターがこだわった細部に目が届くようになるには、それに応じたマシーンスペックが必要でした。
この点でもtsuは、すぐれています。端末ごとの見え方は違いますが、コンテンツの製作に関しては、ほぼ平等にそれが行える環境にあると思います。
tsuは、先行して参入した人にお馬鹿さんがあまりに多くて、爆発する前に暴発してしまいました。この暴発とは、ツールの拡散・自動ソフト(Bot)・Spam行為やSpam投稿ですが、一定のレベルで鎮静化してきつつあります。
これから参加するユーザーには、何が出来ることで、何が危ないことか、説明することがやっと出来るようになりました。
これからはじめるには、良いサービスです。ただすぐに儲かったり稼げたりしません。興味のある方やってみたい方は、下記リンクでFAQやプライバシーポリシーの確認が出来ます。それを確認後に私でよかったら紹介リンクから、無料アカウントを作り参加してください。
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