2015年7月21日火曜日

メールアドレスがなぜ金になるか?

いまだに通常郵便やクロネコポストを利用したダイレクトメールが存在するけど、あれは発送するのに通常料金が発生するよね。またカタログ製作にも一定の製作料がかかる。メール広告の場合その料金が掛からないか、極端に節約できる点が事業者側の最大のメリット。リアル社会の通常郵便やクロネコポストを利用しカタログ製作を行った場合に数千万円掛かるような広告料金が節約できる。だからWebで商品を探すと一般店舗の販売価格より安く商品が購入できるんだよ。これは消費者には嬉しい事だよね。ただアドレスに広告を流せる相手は商売を始めたばかりだと集まらないよね。だからその情報、個人のアドレスが売られるんだよ。

この売られた先が正業の物販の場合、大きな問題にはならない。送られてきた広告とWebで見つかる情報をくらべて、より有利な価格やアフターサービスの店舗で購入するから ね。ただ集めたアドレスを売る側は、もっとも有利な金額を表示してくれる業者に売るよね。この業者が出会い系や商材系が多いのが現状なんだよ。
ここTSUや他のSNSで集められるアドレス情報は、残念ながら出会い系や商材系に売られるパターンが多い。

商材は尤もらしい事が書かれているかもしれないけど、問題なのはその情報の内容ではなく、商材を購入したと同時に得られる販売権。「この商材を購入すると、これを販売できますよ。」
そうすると、購入した人は情報の正確性や実現性は横において、情報の販売者周りのコメントやBlog内容、あるいはSNSの情報から「俺にはちょっと実現できそうに無いけど、こんなにすばらしいって多くの人が言ってるんだから間違いないだろう。」って誤解して、その商材を販売し始める。情報の販売者周りのコメントやBlog内容、あるいはSNSの情報はサクラによる演出なんだけど気づかないんだね。

この時点で、購入してしまった人は正業で商売を始めたばかりの人と同じく広告を流せるメールアドレスを多く持たない。だからメールアドレスを回収する方法を取り入れるか、業者からアドレス情報を購入して販路を開こうとする。場合のよっては他の商材にも手をだして、「将来的には必ず儲かるんだから投資してみよう。」なんて泥沼に嵌る人もいる。これって簡単な仕組みでね。商材を流してる連中は裏で繋がってるから、「コイツ俺んところの商材買ったよ、お前んところのも売れるんじゃない?」って教えてあげてるの。

カモってね本当に懲りないんだよね。いつも騙される、たぶん趣味なんだろうね。振り込め詐欺で同じ人が狙われるのと手法は同じだよ。

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