2015年7月29日水曜日

これは僕の私見です。

「知的財産は、人類共通の財産である。」といった考え方・意見があります。
先進国が推し進める条約やルールの枠組みで語られる著作権ですが、各商品が果たして数十ドル~数百ドルの価格設定が妥当であるかどうか?
僕たち先進国を名乗る国家に属している人間は、この価格は支払える価格内だと思います。一方今日でも一日の労働対価が2ドルに満たない国や地域は、世界のおよそ65%を占めます。
もし先進国側のルールが世界の共通認識になった場合。世界経済の人工比率上位35%が知的財産を占有してしまう恐れがあるのです。
これは未来に対して正当な要求でしょうか?

また、識字率の点で日本は99.7%が文字を読むことができます。対極にあるイスラム圏の女性は教育を受ける権利を与えられていないので、識字率は25%程度に落ち込みます。
世界全体では、15%程度いまだに文字の読めない人がいます。
僕たちが何も解説書を読まないで「電話」「テレビ」など使ってきたように、彼らの多くもまたスマートフォンやタブレットが知識の入り口となる時代です。その彼らに向けてルールや条約を語っても意味の無いことは明白ですよね?
彼らの目には、美しい写真・イラスト・動画は衝撃的で集めて見たいといった行動は自然な反応です。その行動に対して、過敏に注意・警告・通報まで行ったら・・・・・
人類の15%は未来を失います。

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