2015年3月31日火曜日

アーネスト・ミラー・ヘミングウェイが言及した「でしゃばりな I。」

先ほど私は英文を翻訳したときの注意点を書いてみましたが、今度は日本語を英語に変換翻訳する際の注意点を書いて見ます。

私の記憶では、この点に言及している小説家は、アーネスト・ミラー・ヘミングウェイだと思いますが、彼は英語で必要以上に登場する1人称の(I)をでしゃばりだと感じていたようです。この点が翻訳の際に役に立ちます。

例文を挙げてみます。

今日多摩川の河川敷を散歩して、ところどころに点在する桜の花の具合を見て回った。木によって花の開花の度合いはそれぞれ異なり、3部咲きから満開に近いものもあった。
Today is a walk in the riverbed of the Tama River, was touring the cherry blossoms of condition that dotted here and there. Unlike each degree of flowering flowers by trees, was also close to full bloom three-part bloom.

この文章には1人称の私(I)が登場しません。こういった場合、英語では誰の感想なのか?疑問点がついてしまいます。文章の流れの中でこの例文が出てきた場合、作者の感想なのか?登場人物または、単に背景の描写に過ぎないのか?

この例文は日本語としては当たり前の表記ですが、英語翻訳を考えた場合、まさに「(I)をでしゃばりだ。」とは考えないで、むしろ私の感想であると明記しないと誤解を招きます。

英文翻訳に適した文章。

私は今日多摩川の河川敷を散歩して、ところどころに点在する桜の花の具合を見て回った。木によって花の開花の度合いはそれぞれ異なり、3部咲きから満開に近いものもあった。
I today is a walk in the riverbed of the Tama River, was touring the cherry blossoms of condition that dotted here and there. Unlike each degree of flowering flowers by trees, was also close to full bloom three-part bloom.

ただ、私(I)が加わっただけですが、誰の感想なのか明確になりました。

このBlogの表記も、だれの考えなのか明記する意味で、あえて私を強調しています。

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