2015年3月5日木曜日

一連のSNSをめぐる事件に関して。

tsūの利用規約には、13歳以上からの使用が認められている。しかし親もしくは親権者の同意がなければ使用することは出来ない決まりだ。

多くのSNSでも、同じような規約が存在する。親もしくは親権者が、どのようにその運用を管理し、適切に未成年者が使える環境を作ることが出来るか?この点に関した討議は始まったばかりだ。

サービス提供者は、親もしくは親権者の同意の下に行われた事態に本当に責任がないのか?パトロール義務など考える必要があり、親もしくは親権者の閲覧公開も考えたほうがいい。

毎年起こる未成年者の殺人行為は、グループ内の力関係の誇示が原因だ。個人間のトラブルでは、一定の理性が働くが、自己を大きく見せようと考えがちな幼稚な知性の前では、グループ内でこの理性は働かない。

SNS内では活発に活動するユーザーと、傍観者が存在する。傍観者は、大きな力を誇示しようとした活発なユーザー同士のトラブルでは、ブレーキ役にはならない。事件の時もただ傍観しているだけだ。

傍観しているだけでも、罪は罪だ。

日本国憲法には個人にも、逮捕権が与えられていることを多くの国民は知らされていない。目の前で犯罪が行われている、行われる恐れがある場合。個人でもその行動を止める責任と義務があること、見て見ぬふりは、本来許されないことなのだ。

この事を、SNS運営者は肝に銘じてほしい。そして、親もしくは親権者は、その規約同意の意味を考えてほしい。

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