2015年4月25日土曜日

汚点(個人の回想録)最終話

さて、異例の展開にします。何故かと言うと個人の回想録に第一話から最終話まで、いちいち付き合っている暇など無いだろうと思われるので・・・・・
また、TSUで直近する問題の糸口を明確に簡潔に結ぶ為の文章になります。

最終話、私に起こった現実。

セカンドライフの宝島は、ボランティア精神を基本としていましたが、私が犯した幾つかの誤りにより、この精神・理念に疑問を持たれ内部崩壊していくわけですが、その経緯は追って2話以降に書いていきます。

私は金銭の受給は一切行っていませんでした。それは現在でも明確に書ける事実です。

では、私が犯した過ちとは何だったのか?箇条書きにします。

1 東京MX TVの番組取材を受けたとき、番組内容の一部が今後の個人ユーザーと企業とのセカンドライフ内の接点を模索すると言う意図で、リーボック社のセカンドライフ内での店舗よりスニーカーを無料供給された。これは収賄である。またその意図とは関係なく、ボランティア組織が一企業のPRには乗るべきでは無かった。といった指摘。

この問題は私個人として、一番軽率であったと反省できる点です。スニーカー(300リンデンドル相当)の供給に関しては、金額的にも不正受給だとは未だに思っていないのですが・・・・
「それを履いて試合をしないとフットサルの試合自体の放送は出来ない。また取材スケジュールを組んでしまったので、今更取り消せない。」と言われると、拒否できない個人ユーザーの限界だと今でも思っています。たしかに宝島実行委員の多数が、このスニーカーに関しては反対していたけれど、そういった事情で飲まざる負えなかったのです。

2 NHKのクローズアップ現代の取材中にコンビニの弁当を支給され、これを食べた事。またこの放送取材は、ひと月に及ぶ密着取材だったので、出演料の支払いを受けているとの誤解を招いた。さらに多くの協力者のお力をお借りしたにも拘らず、仮想空間のマラソン大会の様子はほとんど放送されなかった。

この取材のもともとは、新しく出来るWeb社会の誕生と創造をリアルに伝えたい、と言った取材前の交渉でしたが、実際に放送された内容は面白おかしく編集されていて、交渉内容とはまったく別の物が出来上がっていました。

NHKのクローズアップ現代は報道の時事解説である、といった認識を大きく覆し、自分たちの都合によって編集された内容に、キャスターが思いつきで解説を加えるといった醜悪な内容でした。
かれらの言い分は、
「PCのグラフィック機能が追いつかず、マラソン大会の様子を撮影する事が出来なかったので番組の内容を変更した。」・・・・・
しかしその内容変更に加え、国谷裕子キャスターの思いつきのコメント、
「こんなマラソンなら実際に走った方が、気持ちいいと思いますね。」・・・・・
君たちがやってほしいと言ったから、開催したマラソン大会だったんですよ。実際にキャスター本人が取材もしないで、編集だけで物事を判断する無責任は番組だとは思っていませんでした。

3 マグスルの納涼屋形船への招待を受け、正式に社長自らの招待だったので無料だと思い込み当日会場へ行き、1万円の参加費用を請求されたが拒否し、結果として企業からの無料接待を受けた収賄である。と断定された。

こういった経験はセカンドライフで2度経験しましたが、Web社会では一般的に事前に参加費用を伝えないで、当日参加費を徴収する事が行われているのでしょうか?一度目はWebセミナーのセカンドライフとの2元中継、この時はわざわざアメリカから日本に来て参加してくれた人も居ました。参加費は1500円だったと記憶していますが、金額の問題ではなく招待とは一体何なんでしょうか?
マグスルの納涼屋形船へは、私自身が声をかけて誘った方もいて、名古屋から駆けつけてくれた人も居ました。申し訳ない気持ちで今も一杯です。

4 宝島所有の敷地内に賽銭箱を置いていたが、ボランティア団体への献金と捉えた場合、その用途が不明である点。

この点は毎週開催していたフットサルの賞金を、ポケットマネーから出資していたし。有料アバターの購入資金を私個人が支払って皆さんに分け与えた事や、リンデンドルの現金化を一切行っていない点で釈明できると思っていました。しかし将来のフットサルの興行化を考えた場合、アバターを別に作って宝島とフットサル運営を区別するべきであったと反省しています。

上記4か条が、ボランティアを前面に打ち出して活動してきた私への嫌疑と、その釈明になります。これはセカンドライフの中でも行った釈明ですが、全てが不透明であると断定され実行委員の10名中8名が宝島を去っていきました。これを機会にボランティアの難しさと自分への言い訳を繰り返し現在に至ります。

その言葉は、
「ボランティアでやってきたのに、なんで責められなければいけないんだろう?」

この思いをTSUや他のWebサービスで個人ユーザーが感じてほしくない、この間違いに陥ってほしくない、だから私は時として厳しい言葉を浴びせます。

2 件のコメント:

  1. 私の知人もNHKにやられた事が有ります。取材時の説明と番組内容の乖離が大きすぎることがNHKには多すぎるとの声が多いですよね。

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    1. コメントありがとうございます。NHKの配信は世界各地に展開している日本人や、日本の興味を持たれている方へ同時配信されます。その責任は民放メディアと比べ物にはなりませんが。実情は残念なものが多いですね。

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コメントありがとうございます。